オルニチンとタウリンの違い。期待効果から見るサプリの選び方。脂肪肝対策はどっちが良い?

オルニチンとタウリンの違い。期待効果から見るサプリの選び方。脂肪肝対策はどっちが良い?

オルニチンとタウリンの違い。期待効果から見るサプリの選び方。脂肪肝対策はどっちが良い?

 

脂肪肝をはじめとする肝機能対策や、アルコール対策などで、「オルニチン」や「タウリン」を含むサプリメントを検討している方も多いのではないでしょうか?

 

この二つの成分は、どちらも肝機能には「良い」とされる成分ではありますが、一体どのような違いがあるのか?

 

 

 

サプリメントを購入する場合、どちらの成分を重視すればいいの??

 

 

結論を言ってしまうと、両方重視すべきという見解ですが、あなたの状況や「目的とする対策」によって、オルニチンとタウリン、どちらを重視すればいいかわかるかもしれません。

 

以下の記事を読むと、理解が深まると思います!

 

期待効果からみる!オルニチンとタウリンの違いを比較。

ではまず二つの成分の働きの違いから比較していきたいと思います。

 

オルニチン

オルニチン成分自体には、実に様々な役割がありますが、特に肝機能に関連する部分での働きを「2つ」挙げ、解説したいと思います。

 

  • 肝機能を保護する
  • オルニチンサイクルを円滑に機能させる

 

肝機能の保護

肝臓自身の機能を底上げすることにより、肝臓が円滑に機能するサポートをします。500以上にも及ぶとされる肝臓の働きですが、その機能を十分発揮できるよう、オルニチンが働きかけます。いわば肝機能の全体対策といったところでしょうか。

 

 

オルニチンサイクルの円滑化

オルニチンサイクルというのは、肝臓の代謝機能の一部で「解毒」を担っている代謝回路です。

 

具体的には、体内で発生した有害なアンモニアを比較的無害な尿素に変換するサイクルのことを指します。アンモニアはタンパク質の代謝過程で発生する物質で、体内に多く存在するだけで肝機能を阻害してしまう、全く良いとこ無しの物質です。

 

 

いち早く体外へ除去する必要があり、その除去機能がオルニチンサイクルです。オルニチンを摂取することで、このサイクルが活性化され、アンモニアの無毒化が進みます。

 

タウリン

タウリンは含硫アミノ酸と言って、硫黄を含む遊離アミノ酸です。

 

タウリンには、傷ついた肝細胞の膜を丈夫にする働きがあり、これによって「侵入するウイルス」や「アルコール」に対抗します。

 

 

また抗酸化作用もあり、塩素系の有害物質から肝臓を守る働きも担っています。さらに、肝臓でコレステロールと結びつき、血中の中性脂肪を減らすので、脂肪肝対策にも「嬉しい成分」です。

 

オルニチンとタウリンの違い【まとめ】

どちらの成分も「肝臓保護」をする役割を担っています。ただし、保護アプローチの仕方が異なるのです。

 

 

少し例を用いてお話ししましょう。

 

 

肝臓がウイルスやアルコール、アンモニアなどの外敵と戦っているとします。オルニチンとタウリンが肝臓を守るアプローチは以下のように異なります。

 

  • オルニチン:向かってくる敵の数を減らす
  • タウリン:肝臓自体の防御力を上げる

 

細かく言うと、オルニチンにも防御力を上げる機能がありますが、ざっくり述べると、上記のようなイメージです。

 

タウリンを多く含む食材は?

では、タウリンを多く含む食材はどのようなものがあるのでしょうか?

 

海苔やカツオ、ハマチ、マダコ、牡蠣などです。主に海産物にタウリンは多く含まれていることがわかります。

 

オルニチンを多く含む食材はコチラを参照:オルニチンを多く含む食材とは?しじみよりも実はキノコ!

 

しじみにはタウリンもオルニチンも含まれている

オルニチンで有名なしじみも、牡蠣には敵わないけどタウリンを含んでいる食材です。

 

タウリンとオルニチンの両方を含んでいる食材は、私が把握する限り「しじみ」しかありません。

 

しじみには、必須アミノ酸が全種類含まれており、その他のアミノ酸も豊富に含んでいる食材です。

 

 

 

肝機能対策には、欠かせない食材がしじみなのです。

 

 

脂肪肝対策には、オルニチンorタウリンどっち?

直接的に血中の中性脂肪を減らすにはタウリンです。

 

ただし私の見解として、オルニチンもタウリンも両方を重要な成分だと考えています。先ほどの、オルニチンとタウリンの例からわかるように、、、

  1. オルニチンが、侵入してくる敵の数を減らしても、外敵はゼロにはなりません。
  2. タウリンが、肝臓の防御力をいくら向上させたとしても、大量の敵が攻めてきたのではお手上げです。

 

つまり「オルニチンの敵の数を減らす機能」「タウリンの防御力を上げる機能」その両方を高めることが、総合的な肝機能対策・脂肪肝対策になると考えています。

 

「DHCの肝臓エキス+オルニチン」と「タウリンサプリ」ならどっちが良い?

オルニチンサプリで安価で有名なのは、DHCの商品ではないでしょうか?

 

肝臓エキスオルニチンを同時配合したサプリメントもあり、リーズナブルでなかなか良さそうです。

 

ただし、タウリンを配合したサプリメントは存在しないので(2018/6/21時点)その点はDHCの惜しいところです。

 

タウリンとオルニチン両方摂れるサプリなら・・・?

ここまでご覧になった方であれば、お分かりだと思いますが、タウリンとオルニチン両方が重要です。

 

  1. 「オルニチンを豊富に含んだしじみ」のエキス
  2. 「タウリンを豊富に含んだ牡蠣」のエキス

 

これらを、濃縮配合したサプリメントもあります。
詳しくはこのページに書いたので、よろしければご覧ください。
↓↓↓
成分から見るオルニチンサプリメントの比較

 

 

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